めぐるのある暮らし 暮らしのシーンから

飲食店の立場から感じる「めぐる」の良さ

浅草で「ごはん×カフェmadei(までい)」という飲食店を営んでいる礒と多和田と申します。
漆器「めぐる」との出会いは漆とロック代表の貝沼さんが偶然来店してくださったことから。


お話を伺う中で「めぐる」のコンセプトに共感し、めぐるが完成に至るまでの過程や商品そのものの美しさに惹かれました。

当店に来店されるお客様にも是非体感してほしいという思いから、1月のお正月期間限定でめぐるをレンタルさせていただき、コラボメニューとして食事や甘味を提供する企画を2017年から続けています。


お正月期間にはじめたのは、当店がお寺の真向かいで、お参りのお客様が多いこの期間、 目に、手に、口に、心地よい漆器に触れていただけたら、気持ちのよい「食はじめ」ができるのではないかという思いからです。

コラボを開始してから、毎年めぐるで食事をすることを楽しみに来店されるお客様もいらっしゃって、私たちもとても嬉しく思っています。

お店で実際に使ってみての感想ですが、 漆器は一般的に「扱うことが難しいもの」「大変なもの」「大切なときしか使わないもの」などイメージが強いと感じます。
私たちも使用を始めた当初は、慎重に、かつ緊張しながら扱っていました。
しかし、日々触れていると、漆器がいかに日常の生活に馴染むものか、ということに気づきました。

まず「汚れ落ちの良さ」
当店では陶器やガラス食器も使用するので漆器がぶつからないよう最後にまとめて洗うのですが、水に少しつけただけで乾いた汚れも浮き立ち、すっと滑るように落ちていく。
洗剤を少しつける、もしくは水洗いだけで十分綺麗に洗い上がります。
使い手にとって負担の少ない器であると思います。

次に「使えば使うほど出る艶」
洗い上げ、拭き上げた後の漆器はどれもいい表情をしているように感じます。
それは毎回の作業のたびに感じることです。
実際に展示品の漆器と表情を比較してみても、使い込んだものの方が艶よく、また愛着も違います。
しまい込むよりも、表に出してどんどん使ってあげた方が、器そのものの良さが増してくるのだと思います。

また「漆器だから」といって、あえて特別なものを盛りつけなくても、普段の料理や甘味が映え、お客様、食べていただく方にお出しするのが楽しくなります。


私たちの店ではまだイベントという形でしか漆器とお客さまをつなぐことができていませんが、今後も漆器の良さを伝え、広め、日常に落とし込めるようなお手伝いができたらいいなと思います。

ごはん×カフェmadei(までい)
礒 菜穂子さん、多和田 真太英さん


【店舗情報】ごはん×カフェ madei(までい)
「までい」とは、“手間ひまかけて・ていねいに”という意味の福島県の方言です。管理栄養士の店主が、季節の食材を活かした定食ややさしい甘味、こだわりのお茶などをご用意しています。
住所:東京都台東区浅草7-3-2 テイトビル聖天1階
電話:03-6802-4590
営業時間:8:00-18:00(1/1-3は8:00-16:00)
ホームページ:https://www.madeigohan.com/

ページの先頭へ戻る