めぐるの漆器紹介 カトラリー<めぐるの匙>

カトラリー<めぐるの匙>

めぐるの匙 ー新たなスタンダードの誕生ー ダイアログ・イン・ザ・ダーク×会津漆器 木と漆の良さを真っ直ぐに引き出した料理や素材本来の美味しさを引き立てる匙
めぐるの匙 ー新たなスタンダードの誕生ー ダイアログ・イン・ザ・ダーク×会津漆器 木と漆の良さを真っ直ぐに引き出した料理や素材本来の美味しさを引き立てる匙

ダイアログ・イン・ザ・ダークのアテンドと漆器職人たちが
再び手を繋ぎ、約2年をかけて丁寧に生み出しました。

めぐるの匙 漆のスプーン

2022年12月22日(木)冬至 発売開始

初回生産分をご予約受付中です!

口の中で存在を忘れてしまいそうな極上の口当たりと、
手の中で自在に動く、取り回しの良さを追求しました。

“味わうこと”を追求した薄さと角度

めぐるの匙の特長のひとつは、口当たりの良い「ツボ」。何度も試作と改良を重ねた末に辿り着いた適度な薄さと角度。そこに塗られた上質な漆。実際に使用してみると、まるで匙自体の存在を忘れてしまうかのように、すっと口に入り、食べ物を優しく届けて、自然に口から抜けていきます。様々な料理にも対応できるように、ひと口にちょうどいい幅や容量も追求しました。

お箸と並べても美しく調和する形

普段の食事を思い浮かべてみると、多くの場合、そこにはお箸があります。めぐるの匙は、お箸のある食卓にも調和することを想定して作られました。最大の特徴は「柄」の形状です。通常のスプーンやレンゲは持ち手が湾曲しているものが多いですが、この匙の柄はお箸と同様に直線で構成しています。まっすぐであることにより、食事中にお箸と匙を持ち替えた際にも違和感がなく、お箸やお椀と一緒に並べても食卓に美しく調和します。

水平を保ち、安定しやすいバランス

めぐるの匙の柄は、ただの直線ではありません。柄の断面を見ると、末端が四角でツボに向かうにつれて徐々に半円の断面となっています。さらに柄の上部には平面が保たれています。この絶妙な曲面とエッジにより手の中で取り回しやすく、かつ安定してツボ先の向きを把握しやすいのも特徴です。繊細な動作をすることができますので、すくったり切ったりする際に、その真価を発揮します。

木の軽さと温もり、茶杓からヒントを得た日本らしいデザイン

めぐるの匙の素地に使われているのは、めぐるの三つ組椀と同じ「トチの木」。軽くて温もりのある木質です。そして丁寧に美しく仕上げた漆塗り。触感や使った時の音、温度感まで、五感で心地よく安心して使い続けられる匙です。匙の形状には、同様に「すくう」機能を持つ「茶杓」の美を取り入れています。

現代の暮らしに馴染む多彩な漆塗り表現

漆の匙というと和食のイメージですが、「めぐるの匙」は、イタリアンやフレンチにも対応する進取性も兼ね備えています。ベーシックな赤や黒の本塗りだけでなく、古来からの珍しい技法をアレンジした「銀春慶(ぎんしゅんけい)塗り」や「四分一(しぶいち)塗り」など、多様な技法を取り入れています。

和食・洋食・中華を問わず、素材の持つ「本来の美味しさ」を
引き立たせる匙です

めぐるの匙は、様々な料理に対応できる使いやすさと口当たりの良さで、素材が持つ本来の美味しさを引き立たせ、とてもなめらかに舌の上に料理を届けてくれる「漆の匙」です。
この匙の特長が活きるお勧めの使い方をいくつかご紹介します。

トロッとした卵料理に

めぐるの匙は、木製でありながら極めて薄く、お口に入れた際に、その存在感がほとんど消えてしまうような感覚になります。トロッとした卵かけごはん、茶碗蒸し、親子丼など、お箸では食べにくい料理であってもスムーズに口へ運ぶことができ、美味しさを際立たせます。

カレーやチャーハンに

パラパラしたものや、一口ずつ切り分けてすくう料理もお手のもの。直線と半円で構成された柄がガイドとなり、くるっと手の中で自在に動かすことができます。また、薄く仕上げた匙のツボによって、最後の一口まで丁寧にすくうことができます。

ツルンとしたデザートに

漆のなめらかな肌は、口の中に入ると匙と舌の境目が分からなくなるほど同化してしまいます。そこにヨーグルトなどのツルンとした乳製品が合わさると、その相性は想像以上。この感動を是非一度ご体感いただけましたら幸いです。

具だくさんのスープに

めぐるの匙のツボは、口抜けが良く適度な深さもあり、ちょうど一口分をすくうことができる絶妙な容量となっています。ミネストローネやラタトゥイユなど、サラサラした具だくさんのスープ類も、匙が熱くなりすぎず、適度な温かさを保ちながら食べることができます。

離乳食や養生食に

めぐるの匙は、小さなお子さんからご高齢の方まで、幅広い年齢層の方にお使いいただきたいと願って生まれました。木と漆という素材だからこそ人肌のような温もりを持つこの匙は、食べ物を優しく包み込み、心地よく口に運んでくれます。どんな時も食べることを応援してくれる相棒として、めぐるの匙は日々の生活を豊かにします。

公式オンラインストアへ

各地での受注会・展示会でも実際にお手に取ってご覧いただけます。

めぐるの匙 誕生ストーリーと私たちの目指すもの

第一子<水平>と<日月>

「めぐる」は、暗闇のソーシャル・エンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と日本有数の漆器産地、会津の職人たちが手を繋ぎ、2015年に誕生した漆器ブランドです。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク※で「アテンド」として活躍する方々は、“触覚とコミュニケーションのプロフェッショナル”です。視覚に頼らずに生きているが故に、ものの形や触覚を感じ取る優れた感性を持っており、さらに暗闇の案内人として日々専門的なトレーニングを積んでいるために、“目には見えない感覚”や“数値や図面には表せない情報”をもキャッチして伝えることが得意です。

※ダイアログ・イン・ザ・ダークは、視覚障害者の案内により、完全に光を遮断した暗闇の中で、視覚以外の様々な感覚やコミュニケーションを楽しむソーシャル・エンターテイメントです。世界50カ国以上に広がり、900万人を超える人々が体験しています。

一方、古来からの伝統の技と心を受け継いだ漆器づくりを行う職人たちは、樹木の恵みを大切に扱いながら、仕上がったら隠れてしまう「見えない部分の仕事」を丁寧に、使う人のことを思って仕事を続けています。その営みもまた、素材の声なき声を聞きながら、天候や気候に合わせ、視覚だけでなく音や手触りなど“目には見えない感覚”をとても大切にしています。

その両者が何度も丁寧に対話を続け、試作と改良を重ねながら2015年に誕生したのが、私たちにとって第一子とも呼べる、<水平(すいへい)><日月(にちげつ)>という2つの器でした。

アテンドたちの“特別な感性”と職人のこだわりが存分に活きた、心地よい肌触りや口当たり、そし­て抱き上げたくなる優しいかたちが特徴の三つ組椀です。禅の修行に用いられる「応量器(おうりょうき)」に範を取り、命の重さ・心の深さ・天地への感謝を学ぶという、その精神を引き続いだ器です。

新しい夢への挑戦

それから8年、「めぐる」の水平・日月は沢山の方にお迎えいただき、ご愛用いただいています。

そしていつの頃か、私たちにはひとつの夢が生まれました。
それは、めぐるらしい「匙(さじ)」を作りたい、というものでした。


匙は、漆器の持つ木のぬくもりや軽さ、そして漆の滑らかな肌触りが最も発揮される道具のひとつです。

だからこそ水平・日月の三つ組椀のように、長い人生を共にしたくなるような「最高の心地よさを持った匙」を作りたい。2020年、再び「めぐる」のチームがタッグを組むことになりました。

今回は、新たな仲間として、日本文化に造詣の深い若手デザイナー・戸田光祐氏を迎え、物の歴史や背景を含めた深い考察やいくつかのモデリングからスタートしました。

戸田 光祐

デザイナー

戸田 光祐

めぐるの匙は、めぐるプロジェクトの長年の夢と戸田氏が元来持っていたデザインの着想が合致してスタートした。“感性の対話”から生まれる、めぐるのものづくり手法に粘り強く寄り添っていただき、何度も試作と改良、試行錯誤を繰り返して最終形に辿り着くことができた。

匙の最初の試作版

そして方向性が決まってからは、何度も何度も試作と改良を重ねました。その商品開発プロセスは、「めぐる」ならではのものです。その都度、かたちになった試作品をダイアログ・イン・ザ・ダークのアテンドである大胡田亜矢子さん・北村多恵さん・川端みきさんはじめ、職人さんやプロジェクトメンバーみんなで実際に各家庭で様々な料理で使って試し、その使い心地の感想をみんなでシェアしながら話し合い、改善点を出す。それをまた次の改良に反映する、ということを何度も繰り返していきました。

大胡田 亜矢子さん
(はーちゃん)

北村 多恵さん
(たえさん)

川端 みきさん
(みきティ)

商品開発段階のより詳しいストーリーやデザイン的進化の考察については、デザイナーの戸田光祐氏からの視点でまとめていただいたこちらの記事もご覧ください。(サイト移動後、右にページを送ってご覧ください。)

地域を超えて実現した最高のものづくり

ものづくりを具現化するのは、地域を超えた最高の職人たち。木地は、和歌山県に工房を構える東福太郎氏が製作。非常に繊細でディテールにこだわった形状を再現でき、安定的に製造できる工房を探し回り、ついに辿り着いたのが家具のあづまの東氏でした。

「めぐるの匙」が実現した背景には、この東氏の唯一無二の技術と生産体制があります。

漆塗りは、これまでの「めぐる」同様、高い技術を持ち信頼の厚い会津若松の3人の塗師 吉田徹氏・冨樫孝男氏・小松愛実氏が担当しています。

トータル・プロデュースや監修は、こちらもこれまでの「めぐる」同様、ダイアログ・イン・ザ・ダークの志村季世恵と長光寺住職の柿沼忍昭和尚が担当しました。

プロデューサー 
ダイアログ・イン・ザ・ダーク

志村 季世恵

めぐるのトータルプロデューサーとして、商品コンセプト、コピーライティング、ネーミングなど全体の世界観の構築を担当。

監修
長光寺 住職

柿沼 忍昭 和尚

長年「応量器」を研究してきた第一人者としての視点から、「めぐる」の器のデザイン監修とそこに込められる禅の心を説いていただきました。

ついに完成した<めぐるの匙>

大きなデザイン変更でも3-4回、細かな改良を合わせたら20回以上のやり取りを重ね、最後には、窪みの深さや柄の角の丸みなど、0.1mm単位での調整を文字通り妥協なく重ねて、ついに約2年の歳月をかけて完成したのが、この<めぐるの匙>です。

“触覚のプロフェッショナル”とも言えるアテンドの皆さんの繊細な感覚・特別な感性をお借りしながらデザイナーや職人たちが試作と研究を重ね、各分野で活動する多様なメンバーも商品開発に参加しながら使いやすさや口当たりの心地よさを追求して出来上がった<めぐるの匙>。

私たちにとって、まさに“第二子”と言える存在となりました。

そして、その完成を見た時、私たちはあることに気づきました。

水平を保ちやすくこぼしにくい柄の形、口に入れたときにすっと馴染む優しいツボの形、それは、振り返ってみると、私たちの“第一子”である<水平>と<日月>の特長を受け継いだものだったのです。

それは、奇跡のようでもあり、必然的に辿り着いたかのようでもある、嬉しく心躍る一致でした。

沢山の「対話」を積み重ねて丁寧に生まれてきたこの匙が、これから皆さまのもとでどんな暮らしの物語を紡いでいってくれるのか、とてもワクワクしています。

そして新たな夢へ…!

私たちの次の夢、それはこの匙を日本中へ、そして世界に広めていくことです。

匙(スプーン)はお椀類と比べても、比較的食文化を超えて海外の方にも受け入れていただける余地が大きい道具だと思います。

だからこそ私たちは、この<めぐるの匙>を通じて、日本の自然と文化の詰まった木と漆のものづくり言葉を超えた漆器の優しい心地よさ、そして人の感性の交わりの大きな可能性を伝えていきたいと考えています。(まずはヨーロッパから展開していきたいと計画しています。)

そこで私たちは、記念すべき初回生産分の「受注目標」を600本と定めました。それを達成することで、今後はより安定的な生産を実現し、日本各地そして海外での展開に踏み出していきたいと考えています。


最後は少し話が逸れてしまいましたが、純粋にこの匙は、本当に自信を持ってお勧めしたい一品となりました。

一人でも多くの皆さまに、この匙の「心地よさ」「使いやすさ」、そして「この匙で食べるごはんが美味しい!」という感覚を通じて幸せを感じていただくこと。それが、私たちにとってもなによりの喜びです。

商品概要とご購入について

商品名:めぐるの匙 ※意匠登録出願中
価 格:14,300円(税込)
    ※売上の一部がダイアログ・イン・ザ・ダークの活動に活かされます
種 類:6種(赤 / 黒 / 溜 / 四分一・黒 / 四分一・錫 / 春慶・錫)
サイズ:長さ約20cm・口の幅3.5cm 重さ約10g
素 材:トチの木の素地に漆塗り(花塗りには国産漆を使用)
発 表:第1段販売開始 2022年12月22日(木)冬至の日 スタート
    めぐる公式オンラインストア(https://meguru.stores.jp/)にて
包 装:めぐるロゴ入りの専用の紙箱
運 営:漆とロック株式会社(代表 貝沼航、福島県会津若松市本町5-49)

「めぐるの匙」は、長くお使いいただくため、お直しにも対応しています。
めぐるのお直しについては、こちらをご覧ください。

現在、初回生産分(600本目標)をご予約受付中です!

<めぐるの匙>は現在、記念すべき初回生産分のご予約を受付中です。丁寧にお作りしていますので、お届けは2023年夏(8月頃)となります。
初回生産分は、各色100本・計600本の販売を目指しています!こちらが達成されると、今後、安定的な生産が可能になり、海外展開へも挑戦していきたいと考えています。是非、私たちの新しいチャレンジの後押しのため、応援していただけましたら幸いです!

公式オンラインストアへ

首都圏を中心に、各地で受注会も開催しております。

下記の会場にて、実際に実物をお手にとってご覧いただくことが可能です。担当者から直接詳しいご説明もさせていただきます。是非足をお運びくださいましたら幸いです。

※受注会や催事では「めぐる」を運営する漆とロック代表の貝沼航が会場に常駐し、商品説明を行います。(D&DEPARTMENT漆器展と浅草madei「めぐるで味わうお雑煮と甘味」は在廊がありません。)
※受注会等の情報は随時更新中です。詳細は下記のリンクをクリックしてご覧ください。

12/17(土)-18(日) @竹芝 対話の森「めぐる・イン・ザ・ダーク

12/26(月)-1/31(火) @渋谷ヒカリエ「D&DEPARTMENT漆器展

1/1(日)-8(日) @浅草 madei「めぐるで味わうお雑煮と甘味

1/22(日) @福島県いわき市 omoto「生活直売店

1/27(金)-2/5(日) @東京ドーム「テーブルウェア・フェスティバル2023

2/8(水)@代官山 Le japon「FUKUSHIMA CRAFT DINING ~器と食のマリアージュ~

2/23(木)-26(日) @京都 なかの邸「めぐる第9季受注会 in 長岡京

3/9(木)-13(月) @gallery山小屋「めぐる第9季受注会 in 恵比寿

<飲食店や販売店の皆さまへ>

「めぐるの匙」をレストランや旅館・料亭、カフェなど飲食店の食器として導入をご検討いただける皆さまへは、別途ご相談の上製作に当たらせていただきますので、下記から直接メールにてご相談いただけましたら幸いです。(法人様向け価格を設定しております。)

また「めぐるの匙」は2023年夏以降、ギャラリーやセレクトショップ、民芸品店など販売店様への卸も予定しておりますので、「めぐるの匙」の販売にご興味のある皆さまも下記からご連絡いただけましたら幸いです。

匙のお供に「お箸」と「カトラリーレスト」もご用意しました

「めぐるの箸」

国産のオノオレカンバという硬い木を使い、南会津の工房で木地を製作し、めぐるの匙と同じ技法で塗り上げたお箸です。花塗りには、国産の漆を使用。めぐるの匙と並べた時のバランスの良さや老若男女問わず使いやすい長さを研究しました。やや細身のお箸ですので、上品さと共に、焼き魚や細かな食材なども食べやすいお箸です。

めぐるの箸

「カトラリーレスト 坐膳-zazen- めぐる特別版」

鳥取県智頭町でものづくりを行う木工家の「turn over」さんとのコラボレーションから生まれたカトラリーレストです。「坐膳-zazen-」は、お匙とお箸、どちらを乗せても両方すんなりと収まる、優れたかたちをしています。今回は、めぐるの匙と箸にぴったりのサイズをオリジナルで作っていただいた特別バージョンです。「ウルシ材にオイル仕上げ(黄色)」と「ヒノキ材に拭き漆仕上げ(茶色)」の2種類がございます。ウルシ材は漆採取後の伐採した木を再利用しています。

お箸やカトラリーレストのご注文も公式オンラインストアをご覧ください

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人生に寄り添う漆のさじ

食べ物がいのちならば、それをいただく道具も、なるべくいのちに近いものを。

トチの木の素地にウルシの木の樹液を塗り重ねて出来る漆器は、生きている器です。

使い込む程に艶が増していき、長年使って少し疲れてきたら
塗り直して一生をかけて使っていくことができます。

サラサラしたもの、フワフワしたもの、タップリしたもの、
ツルツルしたもの、トロトロしたもの。

人生のステージに応じて、その時に食べたいものをこの匙が受け止めてくれます。

赤ちゃんの頃から歳を重ねるまで、一本の匙で食べるが繋がり、めぐっていきます。

めぐるの匙WEBギャラリー

花塗り・赤

一色で塗りつぶされたような平坦な赤ではなく、角のラインがうっすらと黒いグラデーションで浮き上がる立体感のある景色が特徴です。めぐるの上塗りに使用している上質な日本産の漆は、塗膜がピンと張った状態になります。そのことで器の角からは漆が逃げ、下の層の黒が透けて見えることで、絶妙なグラデーションが生み出されています。(中塗りまでを黒で仕上げ、最後の上塗りだけを赤で塗っています。)上質な素材とその良さを引き出した作り手の技が込められています。


花塗り・黒

「漆黒の闇」という言葉があるほど、漆の黒は深く吸い込まれるような色をしています。めぐるは、会津漆器の代表的な伝統技法である「花塗り」で仕上げています。花塗りは、最後に磨かずに塗りたてのまま乾燥させるため、ふわっと優しい風合いになります。余分な装飾を入れることなく、ストレートに表現した潔い「黒」をご堪能ください。


溜塗り

溜塗りは、木地の上に下地をした後で、土から取れる赤色成分のベンガラ(酸化鉄)を混ぜた赤みのある漆で塗り重ね、最後に透けのいい黒漆を塗って仕上げています。そのため、角からほのかに赤みの指す柔らかい色味となります。最後に磨かずに塗りたてのまま乾燥させるため、ふわっと優しい風合いになります。


春慶・錫


黄金色のような透明感のある塗り。「銀春慶(ぎんしゅんけい)塗り」と言います。木地の上に下地をして漆を重ね、純銀の粉を撒いた上に、綺麗な透明感と艶のある春慶の漆を塗っています。独特のしっとりした持ち心地も魅力です。ツボの部分は、錫(すず)の粉を定着させています。春慶とのコントラストも美しく、金属のような見た目に反して持ってみるととても軽く感じられ、嬉しい驚きがあります。洋食のお皿等とも合わせやすく、お洒落なテーブルコーディネートにもアクセントを加えるカトラリーです。ツボの外側は滑らかですが、内側は微かな凹凸がありますので、ほんの少しザラっとした口当たりです。


四分一・黒

こちらは全体を黒の花塗りで仕上げ、柄(持ち手)の天面のみ「四分一(しぶいち)塗り」にしました。四分一塗は、表面に錫粉(すずふん)と炭粉(すみこ)を漆で定着させて表情を出しています。サラサラした独特の手触りで、ひとつひとつ微妙に違った表情になるのも魅力のひとつです。洋食のお皿等とも合わせやすく、お洒落なテーブルコーディネートにもアクセントを加えるカトラリーです。口に当たる部分は、全てツルッとした黒の花塗りなので、心地よい漆の感覚と四分一の表情、どちらも楽しんでいただける塗りです。


四分一・錫

こちらは全体を「四分一(しぶいち)塗り」で仕上げています。四分一塗は、表面に錫粉(すずふん)と炭粉(すみこ)を漆で定着させて表情を出しています。サラサラした独特の手触りで傷も目立ちにくく、ひとつひとつ微妙に違った表情になるのも魅力のひとつです。金属のような見た目に反して持ってみるととても軽く感じられ、嬉しい驚きがあります。洋食のお皿等とも合わせやすく、お洒落なテーブルコーディネートにもアクセントを加えるカトラリーです。ツボの部分は、錫(すず)の粉だけを定着させています。こちらのバージョンは、表面に微かな凹凸がありますので、ほんの少しだけザラっとした独特の口当たりです。金属粉でコーティングしてある状態ですので、花塗りなどに比べて耐摩耗性などの強度があります。


更に詳しい商品の情報や画像は公式オンラインストアをご覧ください

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現在、三つ組椀<水平・日月>第9季の共同受注期間中です!

「めぐる」の三つ組椀<水平(すいへい)>と<日月(にちげつ)>は、適量生産による季節の循環に則したものづくりのため、年1回の受注期間を設けての共同予約生産となっております。ご注文は毎年<12月15日〜3月15日>の三ヶ月間のみお受けしております。現在、第9季(2023年生産分)のご予約を承っております。詳細はこちらの「めぐる公式オンラインストア」をご覧ください。今年もこの器をお迎えいただける皆さまお一人お一人とのご縁を楽しみにしております。

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