(日本の漆器を未来へ) 漆の木を植えています
漆の木を植えています
「めぐる」を通して、会津産の漆を育てる。
それは、このお椀を受け継ぐ子どもたちのために。
親から子へ、そして孫へ。いのちが巡るように、「めぐる」は旅をします。
漆器の良さは、長年使って少し疲れても、塗り直しをすれば新品同様に生まれ変わること。割れや欠けも修理が可能です。
そのために必要なのが、原料である漆。しかし今、国産の漆は全流通量の2%程度になってしまい危機的な状況にあります。
そこで、「めぐる」をご購入いただくと、その売上の一部は、会津での漆の植栽活動へ寄付されます。そこで育てられた木から採られた漆で、将来、あなたのお椀の塗り直しをすることを目指しています。
そして、その修理の仕事は、産地の若手職人たちが担います。

漆の木が育つまでには約15年の月日がかかります。その間、まっすぐすくすくと成長するように、下草を刈ったり、つる草を取り除いたりと人が手をかけてあげることで質の高い漆が取れるようになります。
やがて、漆の木が育つ頃、あなたの器にも修理の時が訪れます。修理の仕事は、会津漆器の若手職人たちの仕事へと繋がっていきます。修理は有料となりますが、購入価格の1/3程度の金額で塗り直しができます。
「めぐる」は世代を超えて、作る人と使う人の縁が繋がっていく器です。



