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日月の木地の仕上げ挽き | 第6期とつきとおか日記④

2020年7月23日とつきとおか日記 

7月上旬、会津の木地師・石原晋さんの工房にて、めぐる・日月(にちげつ)の木地の仕上げ挽きが行われました。


日月の木地は、会津ならではの技法、鈴木式轆轤(スリ型ロクロ)という機械で仕上げ挽きされます。

これが「鈴木式轆轤(スリ型ロクロ)」です。


このロクロ、明治時代に会津で開発されたものなのですが、とってもスグレモノなんですよ。

その秘密は、こちらの動画に詳しくまとめましたので、是非ご覧になってみてください。後半部分の木地師石原さんの解説がとても面白いお話です。


さて、動画をご覧になってみて、いかがだったでしょうか?

あまりにスムーズに作業されているので、これを使えば誰でもこのように挽けてしまうように見えますが、実際は、このスリ型ロクロは、熟練の職人さんでないと扱えない機械です。

一度作業を始めてしまうとスピードは早いのですが、全体の微妙なバランスが重要な機械のため、始めるまでに微妙な調整を繰り返してやっとスタートすることができます。また、カンナ運びの絶妙な力加減でも全く違うかたちになってしまうので、手挽きと同じように、難しい作業です。(素人がやってみると、すぐに木地を吹っ飛ばしてしまうそうです。)

120年近く前に会津で開発され、全国にも広がったこの鈴木式轆轤(スリ型ロクロ)、今では後継者も少なくなってきている貴重な技術です。

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