めぐるの最新情報(ニュース)
夏の終わりに開催しましたJR東日本さんとのコラボレーション企画「フルーティアふくしまで行く会津漆器に出会いめぐる旅」、おかげさまで無事に開催できました。
簡単ではありますが、写真で当日の様子をお伝えさせていただきますね。
まず、フルーティア車内では、会津漆器「めぐる」の器で、田季野さんの郷土料理を味わっていただきました。
一夜明けて、いよいよツアー本番。この日は、お天気にも恵まれました。
「猪苗代漆林計画」のウルシの植栽地に到着です。
今回は、主に首都圏より20名近くの皆さまがご参加いただきました。
まずは、塗師であり漆掻き職人の平井岳さんからウルシの植栽についての解説や漆掻きの実演をしました。
皆さん、はじめて間近で見る漆掻きの技に感嘆していました。
また、伝統野菜農家の土屋勇輝さんからこの集落での農業の実情や伝統野菜を守る話、工芸と農業が連携する可能性についてお伝えしました。
里山の農地における獣害問題と国産漆の供給不足という2つの問題を同時に解決する新しい漆の植栽モデルを感じていただけたかと思います。
その後は、屋内に会場を移し、平井さんが数年前に採取した会津産漆を使った「自分だけの塗り箸づくり」体験となりました。
こちらでも漆に関する色々な話を交えながら、皆さん本物の漆の匂いや質感を感じていただきつつ楽しく作業していただけました。
お箸の仕上がりは12月となりますので、ご参加いただきました皆さまは、お手元に届くのをどうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
そして、これからも長いお付き合いができればと思っていますので、またお会いできることを楽しみにしております!
以上、簡単ではありますが、開催報告でした。
ご参加いただきました皆さまと漆を通じて楽しく充実した時間が過ごすことが出来ました。アンケートからも良いご反応を沢山いただけて嬉しく思っております。
またこのような機会を作っていけたらと思います。