めぐるの最新情報(ニュース)

めぐる 第10季 とつきとおか | 夏の成長記録 〜木固め・下地工程〜(2ヶ月限定公開)

2024年8月22日とつきとおか日記 

第10季の皆さまへ

“とつきとおか”のお便りでお送りした、皆さまの「めぐる」の器の夏の成長記録はこちらの動画をご覧くださいませ。(2ヶ月間の限定公開となります。)


めぐる 夏の成長記録 木固め〜下地工程 誕生まで約120日

夏になると、制作の主役は、木地師さんたちから塗師さんたちへ交代。水平の器の漆塗り(花塗りや木地溜塗り)を担当しているのは、会津で三代続く吉田漆工房の吉田徹さんです。最適な材料と工程を吟味し、漆の力をまっすぐに引き出す技に定評があります。漆塗りは、まず木地に生漆を吸い込ませる「木固め」という作業をした後で、「下地」の工程に入ります。下地は、漆に珪藻土の粉などを混ぜ合わせてペーストを作り、何度も塗り重ねていきます。完成したら外からは見えなくなってしまう部分ですが、人の身体で例えると、それが筋肉の役割を果たして、長く使ってもへこたれない丈夫な器となる大事な工程です。


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