めぐるの最新情報(ニュース)
以前お伝えした、めぐるの十月十日(とつきとおか)のエピソード0、“漆器の素地になる木材はどこから来るか?”というお話の続きです。
前回は、めぐるの材料となるトチノキが山から切り出される様子をお伝えしました。その模様はこちらからご覧ください。
こちらが昨年10月に伐採され、山から下ろされたトチノキです。
樹齢180年以上ある大木の枝の部分です。
そして、1月末。これを「製材」する作業が行われました。
製材にも専門の職人さんがいらっしゃいます。
今回は、この木を伐採した三島町の「森のしごと舎(佐久間建設工業)」さん立ち会いの元、西会津町にある「舟木製材所」さんが製材を担当されました。
この木たちが、実際に器になるのは、第7期(2021年)の製作分ですので、今から2年後です。
この材は、割れを防ぐため低温で人工乾燥後、ゆっくり天然乾燥されます。歪みの少ない、いい材料に育つまで、私たちもじっくりと待ちたいと思います。
この日の製材作業の様子は、こちらに動画もありますので、是非ご覧ください。