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来年の十月十日の物語が既に始まっています(その2)

2020年3月1日とつきとおか日記 

以前お伝えした、めぐるの十月十日(とつきとおか)のエピソード0、“漆器の素地になる木材はどこから来るか?”というお話の続きです。

前回は、めぐるの材料となるトチノキが山から切り出される様子をお伝えしました。その模様はこちらからご覧ください。


こちらが昨年10月に伐採され、山から下ろされたトチノキです。

樹齢180年以上ある大木の枝の部分です。

丸太で1.7㎥(立米)ほどあります。
枝とは言え、だいぶ立派な栃材です。


そして、1月末。これを「製材」する作業が行われました。
製材にも専門の職人さんがいらっしゃいます。
今回は、この木を伐採した三島町の「森のしごと舎(佐久間建設工業)」さん立ち会いの元、西会津町にある「舟木製材所」さんが製材を担当されました。

丸太を製材の機械に運びます。
製材はベテランの職人さんの手によって行われます。
木の曲がりや節の入り方などを見極めながら、一番いい角度を調整して切り揃えていきます。
この木を伐採した森のしごと舎の岩渕さんとも話し合いながら進めていきます。
どうしたら一番効率良く取れるか、経験が必要な作業だそうです。
次々に切り進められ・・・
どんどん板材になっていきます。
今回の栃、割れや節も少なく、いい質だそうです。
一連の作業を見守ります。
製材された栃の木。もっちりした綺麗な木肌です。
これから約1年間、じっくり寝かされます。

この木たちが、実際に器になるのは、第7期(2021年)の製作分ですので、今から2年後です。

この材は、割れを防ぐため低温で人工乾燥後、ゆっくり天然乾燥されます。歪みの少ない、いい材料に育つまで、私たちもじっくりと待ちたいと思います。

この日の製材作業の様子は、こちらに動画もありますので、是非ご覧ください。

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