めぐるの最新情報(ニュース)

めぐる 第11季 とつきとおか | 夏の成長記録 〜漆塗りの下地工程〜(2ヶ月限定公開)

2025年8月13日とつきとおか日記 

めぐる第11季の皆さまへ

今年の“とつきとおか”の時を一緒にお過ごしいただいており、誠にありがとうございます。今回の夏のお便りでお送りしました、皆さまのめぐるの成長記録はこちらの動画をどうぞご覧ください。(約2ヶ月間の限定公開となります。)

めぐる 夏の成長記録 木固め〜下地工程 誕生まで約120日

夏になると、制作の主役は、木地師さんたちから塗師さんたちへ交代。主に水平の器の花塗りや日月も含めた木地溜塗りを担当しているのは、会津で三代続く吉田漆工房の吉田徹さんです。最適な材料と工程を吟味し、漆の力をまっすぐに引き出す技に定評があります。漆塗りは、まず木地に生漆を吸い込ませる「木固め」という作業をした後で、「下地」の工程に入ります。下地は、漆に珪藻土の粉などを混ぜ合わせてペーストを作り、何度も塗り重ねていきます。完成したら外からは見えなくなってしまう部分ですが、人の身体で例えると、それが筋肉の役割を果たして、長く使ってもへこたれない丈夫な器となる大事な工程です。

漆器「めぐる」公式ウェブサイト:https://meguru-urushi.com/

オンラインストア