めぐるの最新情報(ニュース)
第10季の皆さまへ
“とつきとおか”のお便りでお送りした、皆さまの「めぐる」の器の春の成長記録はこちらの動画をご覧くださいませ。(2ヶ月間の限定公開となります。)
また、宛名面でお知らせしました、ウルシの木の植栽活動については、こちらに記事をまとめましたので、こちらもよろしければご覧いただけましたら幸いです。
https://meguru-urushi.com/news/009654.html
めぐる 春の成長記録 木地の荒型(あらがた)づくり 誕生まで約220日
春になると第10季の皆さまの「めぐる」の素地となる木材たちも目を覚まし、今年の”とつきとおか”の時計が動き始めました。めぐる制作の第一段階は、木地(きじ)の荒型(あらがた)づくりです。今年の原料となるのは、一昨年の冬に奥会津の山で木こりさんたちに切り出していただいた樹齢百年以上のトチノキです。それを板の状態に製材し、自然乾燥で2年間ゆっくりと水分を抜きながら寝かされ、この時を待っていました。
日月(にちげつ)の器を担当するのは木地師・石原木工所の石原晋(すすむ)さん・悦子(えつこ)さんご夫婦。木の節(ふし)や割れを避けながら丁寧に木取り(きどり)され、内側と外側をおおまかなかたちに削って荒型が出来上がります。ここからさらに1ヶ月ほど寝かせた上で、次の段階に移っていきます。